MEMOPATCH COLUMN
次の一歩が決まる、チームのKPT振り返り
続けたいこと、困ったこと、次に試すことを一枚のボードに。30分の進め方と、Tryを具体的な行動にする方法を紹介します。
チーム活用 · KPT振り返り
「今回はよかったですね」「次は気をつけましょう」。振り返りがこの二言で終わると、次に何を変えるのかが曖昧なまま残ります。
KPTは、続けたいことをKeep、困ったことをProblem、次に試すことをTryに分けて話し合う方法です。MemoPatchのボードに付箋を集めれば、話題を見ながら次の行動を決められます。このコラムでは、少人数のチームで30分を目安に進める例を紹介します。
1. 三つの見出しと、参加できるボードを準備する
「Keep」「Problem」「Try」の見出しを置き、上部に「今週の制作」「イベント準備」のように振り返る範囲を書きます。対象を絞ると、話が広がりすぎるのを防げます。公式プロフィールのKPTテンプレートをコピーして始めることもできます。
共同で書き込むには、ログインしてクラウドに保存したボードを使います。「共有する」から、登録済みの参加者のメールアドレスを指定し、「編集可能」で追加してください。社内の進め方を扱うなら、プライベートのボードで共有する方法が使えます。
2. 最初の5分は、それぞれ付箋を書く
まずは発言する前に、各自がKeepとProblemを書きます。一枚に一つの出来事を置き、評価だけでなく「何があったか」を短く添えましょう。
| 分類 | 曖昧になりやすい書き方 | 状況が伝わる書き方 |
|---|---|---|
| Keep | 連携がよかった | 会議前に資料を共有でき、相談から始められた |
| Problem | 確認が遅かった | 確認の期限がわからず、案内文の公開が一日ずれた |
| Try | もっと早く相談する | 依頼の付箋に、確認してほしい日付を書く |
その後の10分ほどで、似た付箋を近くに集めます。数が多い話題から機械的に選ぶのではなく、「次の仕事でも起きそうか」「今、手をつけられるか」を見ながら、話すテーマを一〜二つに絞ります。
3. Tryには「誰が・いつ・何を」を残す
次の10分で、選んだProblemからTryを考えます。Tryは、チーム全体への大きな約束よりも、次の一週間で試せる行動にすると確認しやすくなります。
Try:確認依頼に期限を書く
担当:依頼する人
試す期間:次の一週間
次回見ること:期限の確認が必要だった依頼は何件あったか
対応するProblemとTryを矢印で結ぶと、「この行動で何を変えたいのか」が読み返しやすくなります。Keepにも目を向けて、続けたい進め方を一つ残しましょう。
4. 最後の5分で、決まったことを確認する
担当者と試す期間を読み合わせ、ボードの変更履歴から現在の状態に名前をつけて保存します。「第3週の振り返り・Try決定」のように区切りがわかる名前にすると、次回の確認で探しやすくなります。

次回は新しいProblemを書く前に、前回のTryを確認します。「試せたか」「どんな変化があったか」「続けるか」を話してから、新しい振り返りへ進みましょう。
30分の進め方の例
- 5分:各自がKeepとProblemを書く。
- 10分:似た内容を集め、話すテーマを選ぶ。
- 10分:次の一週間で試すTryを決める。
- 5分:担当と期間を確認し、区切りを保存する。
振り返りを、次に試す一枚へ。
公式のKPTテンプレートを見る ↗